どうもAJITOです。
今日はヒップホップのアルバムはなぜファーストアルバムが素晴らしいのかを僕なりに語ってみます。
1stアルバムはなぜ素晴らしいのか
世の中には数多くのCDアルバムが発売されています。
ことヒップホップに関しては、ファーストアルバムというのが超大事なんですよね。
ファーストにしかない雰囲気と言ったものがあります。
圧倒的熱量って言うんでしょうか。
アーティストによっては、その雰囲気を出すために、違うグループを結成して曲を作ったりします。
では1stが良い理由を書いていきます。
そもそも1stが良くないと2ndが出せない
そもそも論なんですけど(笑)
1stがある程度良くないと、2nd出せないですよね。
こいつのCDどうせ売れないからプレスするのヤダよ的な。
全く売れてなくても、自主製作でガンガン出す人も居ますけどね(笑
売れてなくてもコアなファンがついてれば良いと思いますけど、誰からも相手にされてない状態での2ndはキツすぎます。
売れてやる、成功してやると言う思いが乗っている
ココが一番だと思います。
魂の問題です。
1stって出す前は金なんて無い人が大半なんですよ。
そのCDが売れて金が入るんですから。
ハングリー精神は歌詞に現れて、聞く人を震わせるんです。
売れたラッパーは金持ちだぜーみたいな曲を多く出しますが、そんな曲、誰が聴きたいんでしょうか?
リスナーあってこその音楽だって事を忘れてしまうのです。
1stで歌詞が尽きる
ラップは他の音楽と違い、歌詞(リリック)の量が多いです。
1stでは「言いたい事だらけだ! 世の中ぶっこわしてやる!!」って感じの人も言いたい事が無くなってしまうのです(笑)
だから自分の名前やチーム名を連呼したり、a.k.a(またの名)を連呼したりして歌詞を埋めたりします(笑)
つまりテーマ不安定な適当な歌詞の出来上がりです。
僕も最初に作ったアルバムは凄い好きです。(自分で)
普通出し惜しみせず1stに賭ける
例えばCD出すのが22歳だとします。
産まれてから歳までに経験したこと、感じたこと、思ったことを歌詞にして歌うわけです。
特に言いたいことから歌います。
1stは捨てて2ndに賭けるから歌詞はとっておくぜ! なんて人は殆どいないわけです。
1stに持ちうる全ての歌詞を注ぎ込むのです。
2ndは、1stで言い残した事、1st出した後に経験したこと、体験した事を歌うわけです。
だから、歌詞の質が落ちるんです。
逆に、歌自体、曲自体は慣れでレベルアップしていきます。
歌のレベルは上がるのに、歌う歌詞がないんです。
以上。これが1stアルバムが良い理由です。
少しでも参考になれば幸いです。