アングラ、アングラ。
ヒップホップを聴いたり触れたりしていると、とても良く聞く言葉。
「やっぱヒップホップはアングラに限るよな」
とか本当に良く聞きます。
でも、一体アングラとは何なんでしょうか?
どんな意味があるのでしょうか?
そんなヒップホップを聴き始めたばかりの人の為に、本日は【アングラ】について解説していきます。
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アングラの意味って何?【ヒップホップ、ラップ用語を徹底解説】
アングラとは、アンダーグラウンドの略です。
直訳すると地下と言う意味ですが、ヒップホップで表すアンダーグラウンドの意味は少し違います。
一言で表すと、【メジャーではない】と言う意味です。
まだまだこれから。有名になる前のっていうような意味合いがあります。
有名じゃないからこそ、自由にラップできる。
金の為に歌って居ない。自分の歌いたい事をラップしているリアルなラッパー。
そんな意味合いで使われます。
僕が現役でB-boyだった頃は、もろTOKONA-Xや名古屋のラッパー達がアンダーグラウンドって感じで、ZEEBRAとかはオーバーグラウンドだから偽物だ!! みたいな感覚でした(笑)
今となればZEEBRAの凄さは身に染みていますが。
でも、そんな雑草魂的な意味合いがアングラには込められているんですよね。
なんとなく分かってもらえたでしょうか?
ラッパーは好きな事を歌いたい。でも金がないと生活できない。
有名になると、アングラじゃないと言われる。
いつまでもリアルなつもりなのに…..。
ヒップホップ業界には、そんな葛藤があると思いますw
でも、最近では般若やKOHH、ゾーン等、有名になってもヘッズの信頼を得たままのラッパーも沢山居ます。
とても良い時代になってきているのではないでしょうか?
(アメリカとかはオーバグラウンドでもカッコいいラッパー沢山居ますもんね!)
アングラの使い方
先ほど多少言いましたが、アングラの使い方を書いておきます。
売れてしまって路線が変わってしまったラッパーに対しては、こう使います。
「あいつはもうアングラじゃない。リアルを失ってしまった」
ちょっと大げさですが、こんな感じでヘッズは使ったりしますよw
アンダーグラウンドがチーム名のラッパー
ラッパーはアングラって言葉が大好きです。
最も有名なのはニトロでしょうか。
ニトロマイクロフォンアンダーグラウンド。
なんとチーム名にアングラが入っているのですね。
もはやオーバーグラウンドな気もしますが、超カッコいいグループですので、聞いた事ない人は是非どうぞ。
ウータンみたいに、それぞれのレベルが高くて聞きごたえ抜群の一枚になっています。
なんてったってDABOが居ますしね。
それではCDを一枚紹介した所で、今回はお別れになります。
ご観覧ありがとうございました。
アジトでした。
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